ついに、ロシアクリスマスの虐殺から始まったテロリストとの攻防は今回で終焉となる。そのカ ギは、東京で起きようとしている『ブラッディマンデイ(BLOODY MONDAY)』 。果たして阻止できるのか?
主人公「高木 藤丸(たかぎ ふじまる):三浦春馬」は、新しい導師「K」こと「安斎 真子( あんざい まこ) :徳永えり」と対峙していた。
どうしても、聞きたいことがあった。
警察庁警備局公安特殊第三課・・・通称「THIRD-i(サードアイ)」がテロリストの潜伏先へ突撃す る前に藤丸が安斎を呼び出したのだ。
藤丸は、改めて、テロリストの裏の首謀者「K」であり、一方で高校の親友でもあった安斎へ問 う。
『全部、最初から計画どおりだったのか?』
『俺達が同じ高校に居たのも・・・新聞部で一緒だったのも・・・』
冷静に・・・そして、返事のみ答える「K」・・・『そうよ』
だんだん冷静に居られなく藤丸は声が荒くなる。『ヒデが死ぬことも・・・俺の親父を撃ったの も・・・どうしてだよ。安斎!』
淡々と語るように答える『私は選ばれた存在だから・・・人間から逸脱した存在・・・つまり・・・ 「神」になる存在』
ついに藤丸の怒りが爆発する。
『お前は、神なんかじゃない。ただの人殺しだ。』
「人殺し」そういわれて、ついカッとなり反論する「K」
『やっぱり、何にもわかってない。腐りきったこの国。一度全てをリセットする必要がある・・・ やり直すときがきた。』
藤丸には全くわからない。同意できない。そのために他人を、親友を、殺してもいいのか?
「K」も藤丸の説得には応じない。私を理解することなんて到底無理。理解できるわけがない。
天才ハッカー「ファルコン」こと藤丸のハッキングにより安斎が持つ中性子爆弾の発信機は解除 されているはず。今、目の前にある爆弾は完全にガラクタになったはず・・・藤丸はそう信じていた。 だから、安斎には自首してほしかった。
東京中心部で起こす中性子爆弾テロ『ブラッディマンデイ(BLOODY MONDAY)』は阻止した。と 思っていた。しかし・・・真実は違う。
突然、安斎が拳銃を藤丸へ向けて投げつけ、藤丸の手前に転がり落ちる。何を突然?
『爆弾の時限装置は関係ないの。爆発は止まらない。私を殺さないと爆発は止 まらないの。』
確かにハッキングによって止めたはずのタイマーが・・・動いていた。
残り時間は3分
「K」は、その仕組みについて引き続き語る『私の脈拍が止まったら爆弾も止まるようになって いるの。私を殺さないと東京の1千万人が死ぬ・・・。』
『私一人の命と東京1千万人の命・・・どっちを選ぶ?』
藤丸はこの問いがハッタリでないことを確信する。間違いなく「K」を殺さない限り爆発を止め る手段はない。
とっさに目の前の銃を拾い上げ、「K」へ向けて構える藤丸。
撃てば・・・藤丸も人殺し・・・
残り時間は2分30秒
残り時間はあとわずか・・・しかし、銃を撃つことはできない。人殺しにはなれない。ましてや親 友だった人を打つことなど藤丸にはできなかった。
黙って銃をその場に置く。それを近づいてきた「K」が拾う。
そして、藤丸へ向けて構える。
藤丸の父親を撃ったときのように・・・なんの躊躇も無く引き金を引く「K」
あたりに銃声が鳴り響く。
しかし・・・撃たれたのは藤丸ではなく「K」。胸から血が流れ落ち、その場に倒れ込む。
「K」を撃ったのは・・・サードアイ指令「霧島悟郎(きりしま ごろう):吉沢悠」。藤丸を追 って近くまで来ていたのだ。
中性子爆弾を見つけ、『宝石箱を発見。なお、容疑者負傷、緊急要請を頼む。』部下へ指示を出 す「霧島」。危機一髪で藤丸を救った。
残り時間は30秒
「K」は、藤丸の親友である安斎に戻っていたように見えた。最後に安斎が残した言葉。
『私が死んで悲しい?・・・うれしい?』
安斎が死んで悲しいか?それとも、東京1千万人を救うことができてうれいしか?藤丸への最後 の問いだ。
藤丸の回答は『俺は悲しいよ。』・・・いつでも、変わることがない答え。たとえテロリストの首 謀者でも、親友は親友だ。
安斎が息を引き取る・・・しかし、時限装置のタイマーも残りはあとわずか・・・
残り時間・・・3秒・・・2秒・・・1秒
中性子爆弾の爆発・・・は起きなかった。
宝石箱の起爆装置は切り離され、核物質も抜き取られていた。「宝石箱」は事前に空になってい たのだ。一体誰の仕業か?
サードアイは引き続き、周辺捜査を開始する。残りのテロリストを見つけるため。
藤丸も現場を離れようとした・・・その時・・・誰からか携帯電話に連絡が入る。
相手は・・・テロリストの若きリーダーであり「K」の兄弟「J:成宮寛貴」。
『ありがとう。ファルコン。これで僕はいつでも東京を一瞬で終わらせることができる。でも、 当分はやめておくよ。宝石箱の中身は僕が大切に保管しておくから。』
宝石箱の起爆装置を切り離し、核物質を抜き取ったのは「J」の仕業だ。
ファルコンのハッキングを監視している際に、宝石箱のありかを突き止めていたのだ。
『今、どこに居る?』藤丸が問う。何気に遠くに目をやると・・・そこには「J」が!・・・携帯電話 で話をしながらこちらを見ていた。
藤丸は必死に追いかけようとした瞬間・・・一瞬、目をそらした後、既にその姿は消えていた。
本当に、そこに「J」は居たのか?
いずれにしても、テロリストの最終計画『ブラッディマンデイ(BLOODY MONDAY)』を阻止する ことができた。
もう一人。テロリストの首謀・・・女テロリスト「折原 マヤ(おりはら まや):吉瀬美智子」は 空港に居た。
『報酬はちゃんと頂きました。また、何かあればいつでも・・・』満足そうな笑みをうかべ、雇い 主と最後の連絡を取っていた。
そして、空港にはもう一人。珍客が居た。以前、折原マヤに殺されたと思われていたテロリスト の殺し屋。彼は生きていた。もともとこの2人は組んでいたのか?
(「折原マヤ」と「殺し屋」については「 ドラマ 第六話 あらすじ前半」)
この雇い主は・・・折原マヤと影で連絡をとっていた人物。テロリスト幹部達と複雑な関係を持ち ながら、一定の距離を保ち続けた権力者・・・藤丸の親友「九条音弥(くじょう おとや):佐藤健」 の父親であり、日本法務大臣「九条彰彦:竜雷太」。
全ては彼の手中での出来事だったのか?
藤丸は、病室で待っていた。妹の「高木 遥(たかぎ はるか):川島海荷」が目を覚ますのを。
教会で、父親「高木竜之介(たかぎ りゅうのすけ):田中哲司」が撃たれた時のことを思い出 していた。
藤丸の腕の中で竜之介は最後の力を振り絞って藤丸へ伝えていた。
『何もしてやれなかった。俺が死んだら、この腎臓を遙にやってくれ。移植承諾書は用意してあ る・・・これでずっとお前達と一緒だ。』
日本を守るためサードアイの一員として昼夜を問わず闘っていた竜之介。不在がちなことを最後 まで悔やんでいた。
その言葉を最後に力尽きた。
遙が目覚める。手術は成功だ。
もうすぐクリスマス。今年のクリスマスは3人一緒だ。