警察庁警備局公安特殊第三課・・・通称「THIRD-i(サードアイ)」では、テロリストのリーダー「J:成宮寛貴」の後ろに隠れる実質の権力者であり兄弟の「K」が「九条音弥(くじょう おとや):佐藤健」ではないかと調査を進めていた。
九条音弥をサードアイへ呼びつけ、藤丸同席のもと、サードアイ指令「霧島悟郎(きりしま ごろう):吉沢悠」が尋問する。
音弥の母親と「神島 紫門」のいた教団の関係を問う。
確かに、九条音弥の母親は教団に在席していたが、教団から母親は足を洗ったという音弥。
しかし、霧島は冷静に可能性を追求する。テロリストのリーダー「J」の兄弟「音弥」そして2人が教団を指揮していた。
その裏づけは・・・音弥の母親は教祖「神島」の逮捕後自殺している。その原因は、逮捕したサードアイであり、きっかけをつくった藤丸である。家族を失った者として、恨みを抱いてもおかしくない。
音弥は否定する。そんなことはない。あり得ない。
霧島へ緊急連絡が入り、退室する。そして、部屋には藤丸と音弥の二人のみ。
藤丸も思わず音弥へ聞く。音弥が何か知っているなら教えてくれ。「安斎真子」の行方を・・・。藤丸は焦っていた。
音弥は藤丸に疑いをかけられる。『お前、俺のこと信じてないんだな。』音弥はきっぱり言い放つ『マコのことは何も知らない。』
音弥はそのまま、サードアイへ監禁される。「J」と「折原 マヤ」2人から得られた情報は・・・音弥が「K」というテロリストの裏の顔。藤丸は困惑している。
サードアイの調査は、九条音弥の父親であり、現在の総務大臣「九条彰彦(竜雷太)」にまで及ぶ。
サードアイは仮説を立てていた。九条の父親の娘(九条の母親)は教団に所属しているとき、教祖「神島」の子供を出産。その子供が、テロリストの若きリーダー「J」こと、「神崎潤(かんざき じゅん)」。そして、「九条 音弥」も同じように、神島の子供なのでは?
サードアイ「南海かおる(みなみ かおる):芦名 星」は、もうひとつ別のアプローチを試みていた。
彼女は助手の宗方のもとへきていた。そこで、ウィルステロのもととなるロシアでの出来事「クリスマスの虐殺」映像を彼女に分析してもらっていた。
(ロシア「クリスマスの虐殺」については「ブラッディマンデイ ドラマ 第一話序章ロシアより始まる」)
宗方は映像を分析する。宗方は何かを見つけたようだ。『この映像に真実がある。』・・・真実とはなにか?
「高木竜之介(たかぎ りゅうのすけ):田中哲司」は、「安斎真子」を車で拉致し移動していた。しかし、マコは一瞬の隙をついて、携帯電話の電源を入れることに成功する。
これで、気が付いたサードアイか誰かが助けに来てくれるかもしれない。一途の望みを携帯電話に託す。
「折原 マヤ」は本当に信じられるのか。サードアイに必要な、抗ウィルス剤、「神島 紫門」そして、「K」に関する情報を提供した。裏があるにしては、気前が良すぎる・・・。
さらに「折原 マヤ」には次のシナリオが用意されていた。自分に危険がおよぶ恐れがあるテロリストを完全に壊滅させる方法だ。
そのために、「折原 マヤ」は一度、テロリスト側へ戻るという。どこまで信用していいのか?しかし、サードアイにとっては、どちらでもいいことだ。テロリスト側が「折原マヤ」の策で完全解体すれば、それでよい。逆に「折原 マヤ」が返り討ちにあっても、サードアイにとっては好都合。
さらに、テロリストには「宝石箱」と呼ばれるウィルステロより恐ろしいものを持っているという。その 中身を知っているのは、「J」と「K」のみ。そして、信者にこの世の終焉を特別な言葉で伝えていた・・・それは・・・「ブラッティ・マンデイ(BLOODY MONDAY)」・・・月曜日に計画されたウィルステロではなく、「宝石箱」が本命の絶望的なテロ なのか?
「折原 マヤ」は、サードアイのもとを一旦去り、テロリスト側へ戻る。
藤丸は、親友の「朝田 あおい(あさだ あおい):藤井美菜」に呼び出されていた。
マコの携帯につながるけど、反応が無い・・・サードアイ加納の突入後、電源が切られたはず。だが、確かにつながる。
藤丸は、早速ハッキングし、マコの現在地を探る。これで「安斎真子」をみつけられる。
テロリストのアジトでは、「折原 マヤ」が戻ってきた。テロリスト達に取り押さえれるマヤ。
テロリストの若きリーダー「J」は、ウィルステロが失敗に終わったにもかかわらず、単身で戻る「折原 マヤ」を疑う。
ついに「折原 マヤ」に罰を与えなければならない。「J」から指令がくだる。
しかし、「折原 マヤ」は焦らない。重要な情報があるという。
「K」が監禁されている。そして、もうひとつ報告しなければならないことが・・・。
それは、教祖「神島 紫門」が何者かに殺害され、すでにサードアイの手にわたっていること。
「J」を含め、テロリスト達に動揺がはしる。一体誰が教祖様を・・・。「J」は、マヤが殺したと疑惑を持つ。
次に「折原 マヤ」の口から発せられた言葉にテロリスト達は凍り付く。
教祖様が殺害されたとき、若い男の姿が目撃されているという。
テロリスト側のハッカー「ブルーバード」がサードアイのサーバーをハッキングする。
そして、映し出された映像には、変わり果てた姿の教祖「神島 紫門」の遺体が映し出されていた。
サードアイの事件報告書はそれで終わらない。続く映像は、容疑者の若い男。それは、紛れも無く「J」テロリストの若きリーダーであった。
「J」を裏切り者にするつもりだ。サードアイとの連携が見事にはまる。
しかし、「J」には通用しない。「マヤ」・・・サードアイとぐるになったんだ。いや、「K」の命令か・・・。
「J」の描くプランからだいぶ外れてしまっていた。しかし、これが「K」の意思ならそれに従う。
「K」の意思・・・宝石箱を開ける・・・これでいいんだよね「K」。自分に言い聞かせるように「J」はつぶやいていた。・・・宝石箱・・・それはいったい。パンドラの箱なのか?
折原マヤからサードアイへ連絡が入る。「宝石箱のありかがわかったから、テロリストより早くとりに行ってよ。」・・・宝石箱のありかとは?サードアイ内部があわただしく動き出す。
総務大臣「九条彰彦」は、サードアイ責任者を呼びつけていた。真実を伝えるために。娘(九条の母親)の子供はテロリストのリーダー。しかし、「九条音弥」は、教祖「神島」の子供ではない。娘が教団を去った後、自分の秘書との間にできた子供・・・テロリストとは一切関係が無い。つまり、音弥は無関係なのか?
藤丸は、タクシーで父親「高木竜之介」を追っていた。親友「朝田 あおい」と一緒に。
そして、ある教会に到着した。ここに2人は居る。藤丸は一人単独で教会の中に入っていく。
中では、銃を構えている「高木竜之介」。その銃の先には、「安斎真子」
藤丸の存在に気が付いた竜之介。『帰れ、藤丸。お前はかかわるな』大声で叫ぶ。しかし、銃はおろさないままだ。
藤丸は、一歩また一歩と竜之介に近づく。助けをよぶマコ。
藤丸は、もうだれも傷つくのを見たくなかった。親父を説得する藤丸。
その時・・・銃声がなる・・・高木竜之介の右手から血が流れる。
撃ったのは、「折原 マヤ」。教会の二階から狙ったようだ。いつの間に。
藤丸は必死に父親を説得する。言い訳は聞きたくない。
しかし、高木竜之介からつぎにでた言葉は予想外であった。
『違うんだ・・・逃げろ・・・藤丸。』
藤丸の後ろに銃を構えて立つ人物が居た。
『ありがとう、高木君・・・また、助けてもらっちゃった。』・・・そう言って銃を向けるマコ。
藤丸には何が起きているのかわからない。
『でも、バイバイ』・・・マコから別れの挨拶が終わると。そのまま、ためらいも無く銃の引き金を引く・・・。
藤丸に銃口が向けられたまま、銃声が鳴り響く。
撃たれた・・・藤丸ではない。とっさに藤丸の前に体を張った竜之介が撃たれた。体から流れる血。
まだ、藤丸には何がおきたのかわからない。混乱している。
『どういうことだよ。安斎』・・・叫ぶ藤丸に対して返事はない。
二階に居る「折原 マヤ」が割り込む。『お友達が呼んでますよ・・・「K」』
「K」確かにそういった。安斎が「K」。テロリストで「J」の後ろに隠れる影の支配者「K」・・・本当なのか?
藤丸は言葉を失う。