テロリストの若きリーダー「J:成宮寛貴」が衝撃の新事実を語る。
『君の親友、九条音弥(くじょう おとや)・・・僕らは血のつながった兄弟なんだ』
一体なにを言っているんだ。「高木 藤丸(たかぎ ふじまる):三浦春馬」は動揺を隠せない。テロリストの兄弟が音弥?そんな馬鹿な。
そして、「J」はさらに続ける『あ、そうだ。さっき、妹さんにも注射しちゃったから』・・・そう言って殺人ウィルス「BLOODY X(ブラッディ・エックス)」をちらつかせる。
顔がこわばる藤丸。急いで二階にあがり、遙の腕をめくる。注射を打ったような痕跡はない。遙も何もされていないと言う。
急いで一階に戻るが、そこに「J」の姿はない。やられた。しかし、音弥がテロリストのリーダーと兄弟?
「J」が報告している相手の「K」は、九条音弥のことなのか?
警察庁警備局公安特殊第三課・・・通称「THIRD-i(サードアイ)」の本部では、テロリストが企てたウィルステロを防いだことを報告していた。しかし、教祖「神島」や実行部隊である「J」や「折原 マヤ(おりはら まや):吉瀬美智子」を確保していない。主力を確保するまでは油断できない。
そのサードアイ本部へ突然信じられない訪問者が現れる。
堂々と何の武器も持たず現れたのは、女テロリストの「折原 マヤ」。持ってきたのは手提げバックのみ。
直ぐにサードアイの警備に囲まれる。そこに、「加納生馬(かのう いくま):松重豊」や「南海かおる(みなみ かおる):芦名 星」が入り口に集まる。銃を構えても抵抗するつもりはないようだ。
両手を挙げ、完全に攻撃に意志が無いことを示す「折原 マヤ」
折原マヤの目的は、3つ。
1つ目は、テロリストによるウィルス攻撃が失敗に終わり、金で雇われた者としては、ちょっとトラブルがあり、身の危険を感じ、サードアイに安全の保を求めること。もちろん、タダというわけではない。
2つ目は、サードアイに身の安全を保証してもらうため、抗ウィルス剤を持ってきたこと。
そして、最後の1つも、折原マヤを信用してもらうため、教祖「神島紫門(かみしま しもん):嶋田久作 」の遺体を差し出すということ。
テロリストと取引をしたように、サードアイとも取引をしようと言うのだ。
サードアイは、早速女テロリスト「折原マヤ」が指定する場所へ出動していた。
そこには、本当に教祖「神島 紫門」の遺体があるのか?
サードアイが調査に入る。そして、ついに遺体がみつかる。間違いなく教祖「神島 紫門」だ。
テロリストが必死になってやっと奪回した教祖。しかし、あっけなく今は遺体。
折原マヤの言うことはまんざら偽りではなさそうだ。
サードアイ指令「霧島悟郎(きりしま ごろう):吉沢悠」が直接尋問を開始する。もちろん、信用しているわけではない。
しかし、折原マヤは、高木藤丸がくるまで何もしゃべらないと黙秘をする。
藤丸も、テロリストのリーダー「J」の言ったことが頭から離れない。音弥が「J」と兄弟。
音弥から携帯電話に何度も連絡が入るが、藤丸はなかなか出ることができない。
そこへ、霧島から連絡が入り、サードアイへ行くことに。
そこで待つ「折原 マヤ」。なぜ藤丸を待つのか、その答えは直ぐにわかる。
『藤丸の父親「高木竜之介」が藤丸の友達、「安斎真子(あんざい まこ):徳永えり 」を誘拐した。その証拠は、テロリストが高木竜之介に与えた無線機の周波数を教える』・・・何故、安斎真子を誘拐?
確かに、「高木竜之介」と「安斎真子」の携帯信号は一緒に行動し、移動している。2人が一緒に行動していることは間違いない。藤丸もサードアイも同じ想い。誰も傷つくところを見たくない。
サードアイ加納が、「高木竜之介」確保、「安斎真子」救出へ部下を連れて向かう。
「安斎真子 」はテロリストのある重要な秘密を偶然知ってしまった。「J」の奥に隠れているもう一人の重要な人物・・・「J」の兄弟でもある人物「K」。教祖「神島」逮捕後は彼らによって教団は束ねられていた。
『テロリストの教祖「神島 紫門」は、実はテロリストの最高執行権力者ではない。彼は、単に象徴的存在であり、実質的に教団であるテロリストの行動や決定はリーダーである「J」ともうひとり、「K」によって実行されていた。教祖が逮捕されたとき、後継者であるのは「J」ではなく「K」。』
では、「K」とは何者なのか?藤丸が良く知る同級生。しかも、藤丸と仲良くしている・・・高校でよく一緒に居る人物だという。
その正体とは・・・九条音弥・・・藤丸の数少ない親友である。藤丸は信じない。うそに決まっている。
しかし、霧島違った。「ヒデ」が学校内でどうやってウィルスの感染したのかずっと疑問に思っていた。その疑問がこれで解決。
サードアイにも衝撃が走る。直ぐに九条音弥の身辺と教団の関係を調査。そして、音弥をサードアイへ呼ぶ。
出動していたサードアイ加納から、本部へ連絡。まもなく現場へ到着する。
藤丸の父親「高木竜之介」の近くだ。藤丸の親友「安斎真子」が拉致されている。
あるビルに二人は滞在している。そこに二人の信号が発信されている。
サードアイ加納を中心として突撃する。しかし、そこに二人は居ない。少し前に出発したようだ。
二人からの信号も途絶える。手がかりを失った。高木竜之介はどこへ連れていくつもりだ。
高木竜之介は、テロリストのアジトにいた。そこで「J」へ伝える。「K」からの伝言として。
『ときはきた。宝石箱をあけよ。』・・・宝石箱とは何なのか?高木竜之介も知らない。
宝石箱を開ける・・・「J」の予定には無い内容だ。
サードアイでは、「九条音弥」に関する報告結果がでた。
九条音弥の母親は、テロリストの教団に関係があった。しかも、教祖「神島 紫門」の逮捕から2年後に自殺している。九条音弥は、テロリストとの関係が無いとは言い切れない。しかし、それでも藤丸は音弥を信じる。
そして、九条音弥がサードアイへ到着する。
サードアイ指令「霧島」は、九条音弥になにも隠すことなく直接尋問する。
音弥の母親と「神島 紫門」のいた教団の関係を問う。
確かに、九条音弥の母親は教団に在席していた。これは事実だ。しかし、教団から母親は足を洗ったという音弥。苦境に立つ音弥・・・
折原 マヤの目的は何なのか?
九条音弥はテロリストの首謀者「K」なのか?
「安斎真子」は大丈夫なのか?