テロリストに学校で監禁されている主人公「高木藤丸(たかぎ ふじまる):三浦春馬 」ら5人の救出作戦である「ボールペン作戦」が動き出す。
しかも、藤丸ら5人全員とも殺人ウィルス「BLOODY X(ブラッディ・エックス)」に感染している可能性が高い。しかも、藤丸の親友「ヒデ」は既に発病しており、危険な状態だ。
警察庁警備局公安特殊第三課・・・通称「THIRD-i(サードアイ)」の本部では、指令「霧島悟郎(きりしま ごろう):吉沢悠」を中心に藤丸ら救出作戦が秘密裏に始まっていた。
サードアイ「南海 かおる(みなみ かおる):片瀬那奈」と助手の「宗方」は、抗ウィルス剤をボールペンの芯に隠した特殊ボールペンを持って、学校へ向かう。テロリスト側へは感染の有無を確認する名目になっている。
藤丸へは、ボールペンを渡す内容のメールを送信してある。果たして、うまく藤丸達に特殊ボールペンを渡すことができるのか?
テロリストに監禁されている「私立弥代学院高等部」・・・今は、警察の特殊部隊が周囲を取り囲み・・・厳戒体制だ。
そこへ、「南海」と「宗方」が到着する。
「BLOODY X(ブラッディ・エックス)」は空気感染する。医療用の対空気感染対策スーツで全身を覆い、学校内へ入っていく。そこには、藤丸ら5人とテロリストが銃を構えて待ち構えていた。
早速、藤丸ら5人の血液採取と検査を順番に開始する。
そして、最後の検査が終わったとき、使っていたボールペンを近くの机の上にさりげなく置く。ボールペンが机の上にあっても、誰も気が付かない。作戦成功だ。テロリストに銃を突きつけられ、サードアイ「南海」と助手の「宗方」が立ち去る。
その時、「マコ」こと「安斎 真子(あんざい まこ) :徳永えり」の何気ない動作が机に接触する。
机の上を転がるボールペン・・・机の角でかろうじて止まる・・・「落ちるな」祈るようにその様子を見守る藤丸。
しかし、無情にもボールペンは机から落下してしまう。
ボールペンが落ちたことに気が付くテロリスト達。『忘れ物だぞ』と助手の「宗方」へ渡す。そのまま、教室を出る二人。
なんとか藤丸達の接触に成功したが、結局抗ウィルス剤入りのボールペンを渡すことができなかった。
このままでは、何のためにここまで来たのか? なんとかして、ボールペンを渡さなくては。
校舎の出口付近で、サードアイ「南海」が動き出す。突然、テロリストへ反抗する。
その隙を突いて、助手の「宗方」が抗ウィルス剤入りのボールペンを新聞受けの新聞紙の間に忍び込ませる。
あとは、何とかして藤丸達が新聞紙の中からボールペンを探し出してもらうしかない。
[SUN 02:35]
サードアイから藤丸へ「新聞の中にボールペンを隠した」とメールが入る。なんとか希望がつながった。
ところが、殺人ウィルス「BLOODY X(ブラッディ・エックス)」を発病している「ヒデ」の様子がおかしい。症状が悪化している。痙攣が止まらない。
「朝田 あおい(あさだ あおい):藤井美菜」が保健室へ毛布を取りに行きたいと懇願する。「それくらい・・・いいでしょ」
血相を変えて申し出る朝田の気迫にテロリストも保健室へ同行する条件で容認する。
藤丸達を見張るテロリストは教室から出て不在だ。新聞の中のボールペンを捜すチャンス。
藤丸が単独で教室を出て、校舎出口へ向かう。
サードアイ本部では、女テロリスト「折原 マヤ(おりはら まや):吉瀬美智子」と交渉が始まっていた。
サードアイの鎌田課長と折原マヤの交渉が続く・・・テロリストの教祖「神島 紫門(かみしま しもん):嶋田久作」の開放と同時にテロリストの持つ抗ウィルス剤の引き換え条件だ。
いよいよ、テロリストが教祖「神島 紫門(かみしま しもん)」へ接近する。
サードアイ本部では、同じサードアイの「加納 生馬(かのう いくま):松重豊」から指令「霧島」へ緊急連絡が入る。
『課長になんと言われようとこっちへ来い』
加納は何か重要な手がかりをつかんだのか?急いで、そちらへ向かう霧島。
一方、藤丸は、新聞を捜しに校舎の出口まで来た。新聞を持ち上げて、捜す。しかし、ボールペンが無い。確かに新聞はある。一体ボールペンはどこにあるのか?あたりも含めて急いで探す藤丸。
その時、突然テロリストに銃を向けられる。「お前・・・ここで何してる?」
『トイレ』と答える藤丸に対して、『違う・・・お前はこれを探しに来た。』ボールペンを見せ付け、藤丸に迫る。
教室でも、毛布を持って帰った朝田に同行していたテロリストが一人(藤丸)が居ないことに気が付く。
藤丸はテロリストに教室へ戻され追求される。『何をたくらんでいる・・・これは何だ?』ボールペンの秘密に迫るテロリスト。
騒ぎ立てるテロリスト。その時、朝田の鼻から一筋の血が流れ始める・・・ついに、殺人ウィルス「BLOODY X(ブラッディ・エックス)」の影響が朝田にも及び始めた。
答えることができない藤丸達。その時、親友「九条音弥(くじょう おとや):佐藤健」の鼻からも血が流れ始める。
テロリスト達は銃を向け、笑いながら『父親の法務大臣からも見放された』と音弥へ言い放つ。
狙いは俺だったのか?「ヒデ」は俺のせいで・・・音弥が怒りで我を忘れ、テロリスト達へ襲い掛かる。
それを見て、すかさず音弥を制する藤丸。そして、「テロリストの教祖が捕まった理由は俺なんだ。」と叫ぶ。
実は、2年前、藤丸は「神島 紫門」率いる教団がテロを計画している内容をハッキングの最中に偶然発見する。
その内容「13日の月曜日、神の罰が下る。東京に居てはいけない。」という信者宛のメッセージを父親のいるサードアイへ通報する。
その内容が決めてとなり、教祖「神島 紫門(かみしま しもん)」は逮捕される。テロが起こされる前に。そして、教団は解体した。
[SUN 04:35]
「折原 マヤ」を含むテロリスト4人が抗ウィルス剤を持って教祖「神島 紫門(かみしま しもん)」が監禁されている関東特殊拘置所へ到着する。
厳重に警備されている中をテロリスト4人は、建物内部の奥へと進んでいく。
建物内部では、異臭の蔓延が継続していた。下水道が逆流しているようだ。教祖「神島 紫門(かみしま しもん)」を警備する看守達は突然の咳に襲われていた。ある者は鼻から血を流していた・・・この症状は・・・殺人ウィルス「BLOODY X(ブラッディ・エックス)」
建物の外では、サードアイの別部隊が建物を完全に包囲し、突入準備に備えていた。テロリストもろとも確保するつもりだ。
教室内でも動きがあった。
「マコ」がテロリストの隙をついて、体当たりをする。一瞬できた隙を藤丸と音弥は逃さなかった。
テロリストから銃を奪い、形勢が逆転する。
急いで、藤丸が「ヒデ」を抱えて、教室を出る。全員で別の部屋へ走り出す。テロリストはまだこない。
別の部屋へ非難し、机を入り口へ移動しバリケートを作る。そして、急いでボールペンから抗ウィルス剤を抜き取り、机の上に寝かせた「ヒデ」の口元へ注ごうとする。しかし・・・
「ヒデ」は全く動かない。反応が無い。まさか・・・4人の顔が絶望へと変わる。
「死」・・・これまで、さっきまで「生」を共に楽しんでいた親友が静かに息をひきとっていた。
懸命に「ヒデ」の体を揺すり、たたき、名前を呼び、悪あがきをする藤丸。現実を受け入れられない。しかし、変わらない現実。
突然襲う悲劇に泣き崩れる4人。こんなことになるなんて・・・しばらく時間が止まったかのように呆然とその場に崩れる4人。
その時、「マコ」があるものを見つける。ヒデがいつも持っていたアルバム。これまで誰にも見せてくれなかった秘密のアルバム。
「新聞部の記録」と題されたそこには、4人の学校生活での素顔の写真が何枚も貼られていた。みんな生き生きとした表情をしていた。こんな表情をしていたんだ。
想いが、そして、楽しい思い出がこみ上げて止まらない。そこには、「ヒデ」の友情の証が映し出されていた。「ヒデ」の写真は一枚も無いのに・・・新聞部全員の写真を常に記録として撮っていたのだ。
しばらくして、4人は立ち上がった。それぞれ抗ウィルス剤を手にとって。もう後戻りはできない。テロリストには屈しない。
強い意志をもって立ち向かう。
サードアイ「加納」は、警視庁刑事一課を男を発見していた。助手の「宗方」をテロリストのリーダー「J」へ紹介した男。
そして、教祖「神島 紫門」への面会や藤丸への殺人容疑をかけたのもこの男。
2人は車に乗り込み、『お前らの本当の狙いはなんなんだ』迫る加納。
突然、銃を抜く。加納も合わせて銃を抜く。車の中で銃声が一発鳴り響く・・・
関東特殊拘置所では、抗ウィルス剤と教祖「神島 紫門」の交換が行われていた。
「神島 紫門」の手錠がはずされ、抗ウィルス剤が確認された。
と、その時、これまで咳き込んでいた看守の一人がついに吐血して倒れ込む。そして、もう一人も同じ症状だ。
テロリストもその隙を見逃さない。看守から容易に銃を奪い、護衛たちをあっという間に射殺する。
『お待たせいたしました。』うやうやしく教祖へ礼をつくす「折原 マヤ」。教祖「神島 紫門」は自由の身に。もちろん抗ウィルス剤も口にしている。
その様子を監視カメラで見ていたサードアイ本部。何故・・・ウィルスが拘置所の内部に・・・。
ついに、教祖「神島 紫門」の奪還に成功するテロリスト。
サードアイは、拘置所からテロリストを包囲。そのまま確保できるのか?
そして、藤丸達4人の運命は・・・